B.T.J. Visual Letter

「わたし、負けず嫌いなんです」

j94

【BLACK TEAM JAPAN】Visual Letter Vol.(5)
2016年9月13日リリース
The story of JPN94 Fujiko Onishi

彼女は、セミファイナルの第1マーク、ほぼトップで侵入した。
珍しくジャイブが乱れ、そこで抜かれる。
実はそのジャイブの時、ポート側の前ストラップが外れていたのだった。
沈こそ免れたものの、その瞬間「もうダメだ」と、彼女は思った。

しかし、スタボーでストラップに両足を入れるとグングンスピードが伸びる。
一時5位に落ちた彼女は、第2マークを2位で走り抜ける。
ただ、あと2回、ポートのレグを走らなければいけない。
前足ストラップなしの直線で、そしてジャイブで、抜かれる。

彼女は、怯んでいなかった。

「決勝へ行く」
「そのために、どうすれば前足ストラップなしで速く走れるか」

その思念だけが脳内で繰り返しスパークしていた。

ゴールへ向かう最終レグは、ポートサイド。
彼女はそのレグ、なんと前足ストラップなしにもかかわらず
艇速でまくって3位争いまで見せてくれた。

勝つことの意義について、彼女はこう答えている。
「スポンサー、友達、家族など自分を応援してくれている
全ての人に対して結果での恩返しです」

来年度の目標について聞いてみた。
「表彰台」という言葉は出てこなかった。
そのかわり、このセリフがでてきた。

「トップを獲ります!」

 

 

 

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